教育訓練給付制度は雇用を安定させ就職を促進することを目的として雇用保険法に基づいて1998年に創設されました。職業能力開発にあたって教育訓練施設を利用する場合に、受講料などの各種費用の一部が雇用保険制度から給付されます。
  教育訓練給付制度厚生労働大臣指定講座は、教育訓練給付制度の趣旨にのっとって就職の促進に役立つ資格取得などのための教育・職業能力開発をおこなう講座が指定されています。
 指定講座は専門実践教育訓練と一般教育訓練とに大別されます。
 専門実践教育訓練は看護師・介護福祉士や建築士などの業務独占資格の取得を目標とする訓練が主要な内容です。
 一般教育訓練は分野によって情報関係・医療福祉関係、自動車免許関係などに分けられます。自動車免許関係には大型自動車第一種・第二種免許、大型特殊自動車免許・けん引免許 などが含まれています。
 学習する講座を選定する時にはキャリアコンサルティングを受けて見ることが効果的です。各都道府県にある雇用能力開発機構都道府県センターを利用してみることをおすすめします。

給付制度を利用する時には

教育訓練給付制度を利用する際には、雇用保険に3年以上(初回利用に限り1年以上)加入していることが条件になります。また一度利用すると次回利用する際には再び雇用保険に3年以上加入しなければなりません。また教育訓練給付制度厚生労働大臣指定講座は分野やレベルがきわめて豊富で多岐にわたっています。
 したがって指定講座を選択する際には各人が自分の能力・適性、そしてニーズを充分に考慮する必要があります。貴重な時間とお金を無駄にしないためにも慎重に選んで下さい。
 自分の適性や進路がはっきりしないという人はきちんと自己分析することを厚生労働省は薦めています。
 自己分析のポイントは次の3つです。
 第一は、なぜ職業能力の向上を図ろうと思ったのか、その理由をきちんと把握することです。次にその理由と受講しようとする講座の内容が合致しているかを考えてみましょう。最後に講座のレベルや受講方法が自分にマッチしているかを検討することが必要です。

大型自動車免許を取得すると

車両総重量11トン以上、最大積載量6・5トン以上の自動車、または乗車定員が30人以上自動車を運転するために必要なのが大型自動車免許です。報酬を得て旅客運送をおこなう場合には大型自動車第二種免許が必要となりますが、荷物の輸送をおこなう運送業のトラックなどを運転する場合は大型自動車第一種免許で充分です。
 荷物を輸送する場合はダンプやトラックなどを運転しますが、長距離輸送や深夜の運転も多くなります。また運転だけでなく荷物も積み下ろし等をおこなうことも多いので体力がある人に向いている職業であるといえます。安全に運転することが何よりも大切なので、過労などに注意して体調・健康管理に努めることが必要です。
 トラックの運転の場合には1人で運転するケースも多いので、人との関わりが苦手な人でも比較的仕事がしやすいといえます。歩合制の仕事も多いので、働けば働くほど収入も増えていきます。
 自動車の運転に自信がある、好きな人は教育訓練給付制度を利用して大型自動車免許を取得するとお得です。